PART 1 音階とコード
レッスン1,音階を正確に理解しよう
音階とは、音の高さを一定の方式で配列したもの。
全音とは、弦楽器でいえばフレット2つ分移動した音階の間隔をいいます。
半音は、フレット1つ分です。
全音は、半音+半音(=半音2つ分)です。
(1オクターブは、半音×12個分です。)
ポイント
全音と半音の間隔の違いを耳で、あるいは自分の内部の音(感覚)として把握することが必要です。
音階はドレミファソラシドで表わされます。
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
全 全 半 全 全 全 半
・ドとレの間は全音、レとミの間は全音、ミとファの間は半音、ファとソの間は全音、ソとラの間は全音、ラとシの間は全音、シとドの間は半音です。
階名の呼び方
覚えておきましょう。上の2つは必須です。0.01秒で言い換えできるように。
下の2つは知識として覚えておきましょう。ハ長調とか、イ短調とかいいますよね。
日本語 ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
英語 C D E F G A B C
日本語(和式) ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ ハ
ドイツ語 ツェー デー エー エフ ゲー アー ハー ツェー
(余談。ト音記号は楽譜でソ=G=トの音の位置を決めるもの。英語ではGクレフといいます。ト音記号の書き始めの渦巻きの中心がソ=G=トの位置です。他にもヘ音記号やほかの記号が使われることもあります。)
トレーニング 1
・・・ 音階をただしく身につける訓練
Cのキーで、楽器(できればギター)でドレミファソラシド、ドシラソファミレドと弾きながら同時に階名(ドレミ)でゆっくり歌いましょう。
次に楽器を弾かずに、歌ってみましょう。
楽器あり、楽器なしを交互に歌ってみましょう。
楽器のないときでも、ドレミファソラシド、ドシラソファミレドの練習をすることができます。キーにこだわることなく、思いついた音をドとして歌い始めてもOKです。このとき、声が出ない高さになったときは、ドレミファソ、ソファミレドで。
ポイント
・全音、半音が正確な音程で歌えているかどうか意識を集中してください。決してテキトーに歌わないこと。今後は、鼻歌を歌う時もいつでも必ず音程に集中するようにしてください。