ブルーグラッサーのための音楽理論講座
しくみを理解して、演奏に役立たせるために・・・
■ はじめに
歌でも楽器演奏でも、出そうとする音の高さや和音をイメージできないと、どの音を出せばいいのかわかりません。
またイメージできても、その音を実際に楽器上で、あるいは歌声で実際に即座に出すことができなければ演奏になりません。
理論を知らなくとも、先天的にか育ってきた環境でかは知りませんが立派に音楽をしている人はいます。しかしそういうものを持ち合わせていない私たちは、今からそういう環境に身を置いて音楽センスが育ってくるのを待つことはほぼ不可能に近いでしょう。
それならば、やはり理論を理解し、トレーニングによって身につけていくより方法はないのではないでしょうか。
音楽の理論を身につければ、イメージした音を演奏する、歌うことができますし、また対応・反応することもできるようになります。
あるいは、イメージできる音の選択肢も飛躍的に拡大します。
幸いにも(ホントに幸いにも)、我々が惹き入れられたブルーグラスという音楽は、もっとも単純な3つの音だけで構成されたコードと、しかもそのコードも多くの曲では主要な3つのコードだけで成り立っています。
これがポピュラーやジャズだと、複雑なコード(テンションやらディミニッシュやら何やらかんやら)の理論と、複雑な何通りもの代理のコードに置き換えたり何やらかんやらのたくさんのコード進行の理論を覚えなければ演奏できないのですが、ブルーグラスはホントに基本的な理論を覚えるだけで演奏できるといえます。(ジャズの理論を覚えればさらなる武器にはなるのですが、なくても十分大丈夫です)
理論を理解して、トレーニングによって身につけ、感覚として音楽が把握できるようになること、そしてそれを自分の発する音の流れの中で表現できるように、各ステップを着実に身につけていってください。
音楽を「しくみ」で理解できると、ホントに便利だし、応用ができますよ。